結局体質には勝てませんでした

中学生の頃から自分のバストの成長がほとんどないことに気がつきました。当時は「来年には大きくなる」と毎年思っていました。母も祖母もどちらかというと大きい方だったので必然的に大きくなると信じていました。初潮が中2で遅かった私は「生理が来たら大きくなる」とも思っていました。しかし一向にバストが大きくなる兆しはなく高校生になりました。友達と下着を買いに行ってもAカップがないので意地を張りBカップを買ったり、大きくなると言われる鶏肉やキャベツを毎日食べ、胸の前で合唱して力を入れる体操をしたりもしました。揉むと大きくなると聞き、マッサージも試していましたが全く効果があらわれず時間だけが過ぎていきました。やがてそんな貧でも彼氏ができ、結婚し、子供が生まれて授期には少し大きくなりましたが卒後は元通り。何をやっても無駄だと思っていた矢先、3人目の妊活がうまくいかず婦人科を受診しました。すると受けた診断名は「多嚢胞性卵巣症候群」でした。その症状の一つに「男性ホルモン値が高い」という特徴があり、生まれて29年、そこでやっと私は納得しました。ホルモンのせいだったのです。この多嚢胞性卵巣症候群というのは病気ではなく体質らしく、遺伝でも何か原因があるわけでもないそうです。添えであるのならば仕方ない、と不妊のショックと共に妙にホッとした部分もありました。しかし、その数ヶ月後には無事に3人目を授かることができたのでそのおかげもあり30年悩んだ貧人生にやっと諦めがつきました。
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